こんばんは、slashです。
少し前の話になるのですが、増税前とマイナーチェンジ直後ということで、わたくし
とうとうNintendo Switchを購入しました!!(バッテリー延長モデル)
という事で、ほとんどの人はyoutubeとかでレビューとかを見ていると思うので、ガジェットヲタである私目線からのレビューをしたいと思います。
初見の感想
2年ほど前の話になるのですが、最初Nintendo SwitchのPVを見た時、正直な感想で私は
『あぁ、任天堂、終わるかもしれないな』と思いました。
私は任天堂が嫌いではありませんし、ほぼすべての任天堂ハードを持っています(64DDも含めて)
そんな任天堂好きの私から見ても今回のハードに魅力は感じられませんでした。
Wii Uの逆
まさにこの表現どおり、WiiUがテレビ側に本体をつけて本体の演算した画面をWiiUのコントローラ画面に写すものに対してSwitchはタブレット側で演算した画面をテレビに写す。
私には、ただそれだけに見えてしまいました。
WiiUのPVでもよく見た『アイデアをがんばって絞り出しました』感がすごく強かったです。
ぱっとみPSVita
パッと見た感じ、PSVitaのように感じました。
さらにSwitch内蔵のストアアプリを開いてみれば、Vitaのようなインディーズゲームばかりのラインナップ・・・
しょうじき『うわぁ、Vitaと同じじゃん』と思ってしまいました。
FFXといいFFVIIといい、PSVitaのラインナップと似ている似ている・・・。
Vitaとは決定的に違うところ
仕様を細かく見ていくと、『任天堂さん分かっているなぁ』と思わず関心してしまいます。
Vitaと比較すれば比較するほどVitaには無いすばらしいところが見つかります。
そのひとつに記憶媒体を通常のmicroSDにしたことが挙げられます。
Vitaは独自企画のメモリーカード
SONYもPSVitaより前世代機であるPSPはメモリースティックDuoというものを使っていました。
メモリースティックはSDよりかはメジャーではありませんが当時、SONY製品では必ず使うといっていいほど
一般的に普及していたメディアでした。
PSPの発売により普及が加速し一時期容量あたりの単価も安くなっていたイメージがあります。
しかし時代が進むにつれ徐々にSDカードが覇権を握ります。
最終的にPSPGoでは『他にどの製品で搭載されているの?』
と思ってしまうほど普及していないメモリースティックマイクロという企画を作ってしまいます。
そしてPSVitaではさらに別の専用のメモリーカードを作るという悪行をしてしまいます。
当時として最大容量の64GBメモリーカード、現在のmicroSDカードと比較してみてくださいよ。
どうしてこうなった?というぐらいの価格差です。
汎用型であるmicroSDの方が大量生産ができるのでここまで差が出ます。
前世代機のPSPであればmicroSDをメモリースティックデュオに変換するアダプタがあるので工夫すれば使えていたのですが、PSVitaはアダプターがあったとしてもファームウェアで防いでいます。
まさに悪行。
その点Switchは汎用のmicroSDを採用してくれたおかげでダウンロードしたゲームをたくさん保存しておくことが容易にできます。
Vitaは独自企画コネクタ
初期型のPSVitaの話になりますが、コネクタが独自企画です。
PSPGoと同じ規格ではありますが、旅行に行くのに充電用のコネクタがひとつ増えることになりました。
しかもPSPのときと違い外部出力できないクソ仕様です。
その点Switchは社外品のUSB-Cの外部出力ケーブルを使用すればHDMI搭載のテレビやモニターに出力することが容易にできます。
しかもそのケーブルはUSB-C搭載の外部出力機能対応のスマートフォンにも使用できます。
分かっていますね任天堂さん(ニヤリ)
コナミの夢見たトランスファリング
皆さんはSwitchを見て、『外では携帯機として遊べて、家ではテレビで遊べる!!Switchすげー!!よく考えられてる!!』
と思われたでしょうか?
実はそれってかなり昔の2011年にすでにPS3とPSVitaがやっていた事ですから!!
PSVitaが出た時に『メタルギアソリッドHDエディション』というものが発売されまして。
外出先でPSVitaでメタルギアソリッドをプレイすると、家に帰ってから続きがPS3で続きができる!!
という触れ込みでした。
私はPVを見た時に、『新時代のプレイスタイルだ!!』と胸が高鳴りました!!
しかし次の瞬間、我が目を疑いました。
なんとこのトランスファリング、PS3でも同じソフトが必要なのです!!(ズコー)
いやいやいや、ただでさえフルプライスでPSVita版買ってるんですよ?なんで同じ内容のものをまたフルプライスで買わなくちゃならないのですか?
しかも私すでにPS2版両方買ってますよ?サブスタンスもサブシスタンスも買ってるんですよ?????
とってもブルジョア向けの機能となってしまっています。
さらに別の話もひとつ。
PSVitaが発売されてからしばらくしてVitaTVというものが発売されます。
外部出力機構を持たないVitaちゃん、いままでどうあがいてもテレビに写すことができませんでした。
私は今度こそ外でプレイした続きが家の大画面でできると胸が高鳴り速攻購入しました。
そしてメタルギアをVitaTVで実行しようとしたところ・・・。
『本ソフトウェアはVitaTVには対応していません』
『は?じゃあお前の存在意義はなんなの?』と半分キレました。
TorneにいたってはPSvitaとVitaTVで別ソフトウェアとして料金取りますからね、笑うしかないです。
その点Switchは何も気にせずに、すべてのゲームでテレビモード、テーブルモード、携帯モードが遊べるのですから。
これがコナミが一番最初に描いていたトランスファリングです!!
一番の利点
それはなんといっても任天堂のゲームができることです。
任天堂のゲームは任天堂のハードでしかプレイできませんから・・・。
ゼルダの伝説、めちゃくちゃ楽しいです。
バッテリー延長モデルを買った甲斐がありました。
やはり任天堂はいつも楽しいゲームを提供していただけるので絶大な信頼があります。
まとめ
比べるのも失礼ですけど本来ならPSVitaも同じように飛ぶように売れるようなハードになっていたのかもしれませんね。
総評するとSwitchは☆満点なほどよく作られているハードだと思います。
基本的に私自身結構据置型のゲームをよくやっているのでSwitchで買うゲームといってもNintendoのゲーム以外はほとんどPS3で購入したゲームのリマスター版です。
今後需要があったらそこらへんも書きたいと思います。
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