ロマンに溢れた名機 セガサターン

ロマンに溢れた名機 セガサターン

みなさんは、セガサターンと聞いて、何を思いますか?

『64ビット級』

『This is COOL』

『せがた三四郎』

それは次世代ゲーム機戦争とメディアが取り上げてた頃の事です。

『セガサターン』『プレイステーション』『ニンテンドー64』が熾烈な戦いを繰り広げた中、勝者はプレイステーションでした。

ただセガのハードとしては唯一任天堂に勝ったのがこのセガサターンです。

またスプライト機能を持ったゲーム機としてはいまだに最強のゲーム機です。

今回はこのロマンに溢れるセガサターンの思い出について語っていこうと思います。

セガサターン

セガ6番目のハードとして発売されたセガサターンは1994年11月22日に発売されました。

よく、セガサターンが次世代ゲーム機戦争の中で一番早く発売されたと思っている方がいると思われますが。

それは間違いです。

よくハードオフに行くと段積みされている『3DO(REAL)』の方が先です。(1994年3月20日発売)

ちなみにプレイステーションは1994年12月3日、ニンテンドー64は開発が遅れに遅れ1996年6月23日に発売されました。

ピピン、いやなんでもないです・・・(笑)

アーケードゲームが家で遊べる

当時の人間であれば、アーケードのゲームが家で遊べることがどれだけ素晴らしい事かわかっていたと思います。

基本的に家庭用ゲーム機に移植したとしてもほとんどが劣化移植、同タイトルを語った別のゲームだったりしましたから。

セガサターンも完全移植ではないものの、非常に高いレベルで移植されていました。

『デイトナUSAが!』『バーチャロンが』家で?と胸が高鳴ったものです。

次世代機ならではのポリゴン表示やゲーム中にムービー、実写音声ありの新しい表現に私は新しいゲームの時代を感じました。

2Dと3Dの融合

後期になるとすべてがポリゴンで構成されたフルポリゴンのゲームがたくさん出てくるのですが。

私は『グレイテストナイン』に代表される、キャラクターは2D、背景は3Dという表現が好きです。

このころのフルポリゴンはカクカクしすぎていて、キャラクターの表情が細かくないので。

『グランディア』の表現はキャラクターが生き生きしていて好きですね。

データの保存方法

前世代であるスーパーファミコンはカートリッジ内にバッテリーバックアップ機構を内蔵しており。

ゲームデータを保存できるのですが。

私は最初セガサターンのセーブデータが消える事にビックリしました。

取扱説明書を読まなかったのが悪いのですが、本体メモリーにセーブデータ等を記録させるには本体裏のカバーを開けてボタン電池を入れる必要があったようです。

それでも容量が足りなくなってくるので、パワーメモリーというプレイステーションでいうところのメモリーカードを本体上部に差してデータを記憶させます。

あるあるネタですがこれも接触不良でよくデータが消える、というかデータが消えたように見える。

さすがに兄貴の『シャイニングフォース3』のデータが消えたように見えたときは『俺死んだわ』感がしました。

パワーメモリを抜き差しして認識してくれて、正常にロードできました。(ホッ)

中盤まではは勢いがあった。

私はこのころのセガサターンのイメージが好きです。

前のナイツの記事でも書きましたが特にCMで『いくぜ200万台!!』の後にナイツのテーマ曲と一緒に写るゲーム画面は鳥肌が立つぐらい神がかっていますし、セガサターンイコールカッコイイ!!

THIS IS COOL だ!と思いました。

その頃、プレイステーションもあったのですが、私のイメージとしてはかたっくるしい家電的なイメージしかありませんでした。

出ているゲームもセガの方が面白いイメージがありました。

流れが変わった

みなさんも知っていると思いますが、プレイステーションが勝った勝因は何だと思いますか?

『ファイナルファンタジーVII』ですよね。

つまりサードパーティ製のゲームですよね。

セガはおもしろいゲームがあるんですけど、ほとんど内製で魅力的なサードパーティのゲームがほとんど発売されなかったです。

『BIO HAZARD』などマルチで発売されたとしても、プレイステーションより遅く発売されたにも関わらず画質が悪かったりなどダメでしたね。(セガサターンは2D表現に強くて3Dに弱かった為)

プレイステーションはスクウェアのソフトを発売した頃から勢いがついてきました。

私の記憶としても、1997年7月11日発売の『サガフロンティア』とプレイステーションを購入してからほとんどセガサターンを起動しなくなった覚えがあります。

敗北、自虐ネタに走る

『セガなんてだっせーよなぁ』このフレーズ、嫌いです。

200万台を目指していたセガのイメージと変わり、プレイステーションに完全に負けて自虐に走ったCMです。

私の好きなCOOLでカッコイイセガの姿はもうほとんどありませんでした。

その後、このイメージのCMからドリームキャストへ移行するのですが、なぜかこの負けハード、自虐ネタイメージがついてしまって、ドリームキャストもいいイメージがつかなかったんですよね。

総評すると、セガはオタク受けするハード、ゲームを作ります。

ハードとしてはよく時代を先取りしすぎてしまって失敗しているイメージがあります。

それでもやっぱりおもしろいゲームを作ってくれるから、今でも大好きですし。

コアなファンがたくさんいると思います。

 

 

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